
子育てを継続させるためには、愛情や育児グッズの知識よりも、親自身が「心身ともに健康であること」が一番重要だと私は考えています。
我が家も最初は比較的穏やかにスタートしましたが、しばらくすると夜に全く寝なくなる時期がやってきました。
単に昼夜のリズムが合っていないだけならまだしも、厄介だったのは「モロー反射」です。
深い眠りに入りかけた瞬間、赤ちゃん自身の手がビクッと動いて、その刺激で驚いて泣き出してしまう。これが一晩に何度も繰り返される現実に、当時の私は体力的にも精神的にも追い詰められていました。
目次
バスタオルでの代用か、専用品か。深夜に迷った末の決断
夜中にスマホで「モロー反射 対策」と検索し、最初に見つけたのは「大きめの布で体を巻く(おくるみ)」という方法でした。
手持ちのバスタオルですぐに試せるため、まずはそちらから試してみました。
しかし、おくるみでもある程度子供の体を巻くことはできましたが、子供の手は上下に動くので、素人が巻いた程度ではすぐに手がおくるみの外に出てしまいます。
結局、手が出た刺激で体が動く状態に戻ってしまい、そのたびに深夜に巻き直すのは、親の体力的に限界でした。
そこで検討したのが、着せるだけでバンザイの姿勢を保てる「スワドル(ベビー寝袋)」です。
中でも、日本のメーカーで通気性にも配慮されていた「サンデジカのスワドル(ハグベリー)」を導入することに決めました。
あの「ピチピチ感」への不安をどう解消したか
ただ、導入前にどうしても気になったのが、あのピチピチとした見た目です。
あまりに窮屈そうで、逆にストレスを与えてしまうのではないかという不安から、購入ボタンをなかなか押せませんでした。
しかし調べてみると、この適度なフィット感こそが「お母さんのお腹の中」に近い安心感を与え、赤ちゃんを落ち着かせるための意図的な設計であることを知りました。
また、布が余って赤ちゃんの口元を覆ってしまうリスクを減らすという、安全面でのメリットもあるそうです。
サンデジカのスワドルは見た目こそタイトですが、伸縮性が高く、足元はゆとりがある「M字型」の設計になっており、小児スリープコンサルタントの医師が監修しています。
「正しく体重に合わせたサイズを選べば、むしろ安全で快適なのだ」と納得して使い始めることができました。
サンデジカのスワドルを使って訪れた、久々の「まとまった睡眠」
届いたその日にサンデジカのスワドルを着せてみたところ、子供が夜にまとまって寝てくれる時間が明らかに伸びました。
モロー反射で手がビクッとなっても、スワドルが適度に抑えてくれるので、そのまま起きずに眠り続けてくれます。
親側も数日ぶりにまとまった睡眠をとれるようになり、翌日の体力が全く違いました。
1着数千円という価格は、単なる「ベビー服」と考えると高く感じるかもしれません。しかし、親が正気を保ち、笑顔で育児に向き合えるようになるためのコストだと考えれば、私にとっては非常に安い投資でした。
悩んでいた数日間が本当にもったいなく、思いついたその日にさっさと買えばよかった、と心底感じています。
サンデジカのスワドルのデメリットと注意点(温度管理・日々の洗濯)
実際に運用してみてわかった、注意すべき点もいくつかあります。
サンデジカのスワドルはサイドがメッシュになっており通気性は良いのですが、それでも肌着の上に重ねて寝かせると、背中にうっすら汗をかいていることがあります。
室温管理には常に気を遣いますし、季節に合わせた素材選びも重要です。
また、子供がスワドルの手の部分をよく舐めてしまうのも日常茶飯事です。衛生面を考えると毎日の洗濯は避けられず、予備を含めて2〜3着をローテーションさせるのが現実的な運用になります。
便利なグッズではありますが、こうした日々のケアという手間は確実に発生します。
サンデジカのスワドルはいつまで?卒業の難しさと対策
今いちばんの課題であり、不安に思っているのが、スワドルからの「卒業」のタイミングです。
寝返りができるようになると、手が固定されたままでは窒息のリスクがあるため、使用をやめなければなりません。
せっかく寝てくれるようになったのに、またあの夜通し起きる生活に戻るのかと思うと気が重いです。
対策としては、袖が外れる「トランジションタイプ」へ移行し、まず片腕だけ出して数日間慣らす方法を検討しています。段階的に外の刺激に慣れさせていく手順を知ることで、少しだけ先への見通しが立ちました。
こればかりは実際にやってみないとわかりませんが、今の安心を捨てる恐怖と戦いながら、少しずつ準備を進めています。
親の睡眠を確保するために
私自身は、結果としてサンデジカのスワドルを買って本当に良かったと思っています。
悩んでいた数日間は、睡眠不足のまま気合と根性で夜を乗り切ろうとしていただけで、何も解決していませんでした。
使用後にメルカリ等で売買できることも、購入を後押しする理由の一つになりました。
卒業後の不安は残りますが、それはまたその時に考えます。まずは今夜、親子ともに少しでも長く眠れる方法を選ぶことも、立派な育児の一つだと私は考えています。